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みんなの「映画」ブログ


エクス・マキナ 感想

2017/05/04 22:51
小説家アレックス・ガーランドさんの監督デビュー作。AIのロボットを演じるのは、アリシア・ヴィキャンデル。ロボットの体の演技ですが、ロボットなのか人間なのかがわからない。素晴らしい演技でした。また、美人。今売れっ子で、コードネームU.N.C.L.E.やリリーのすべて、ジェイソンボーンにも出演し、2018年にはトゥームレイダーのララ役も予定されている、今ハリウッドで急成長株の若手女優さんです。

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今まで、AIが人間を超えるシンギュラリティを描いたサスペンスSF映画といえば、2001年宇宙の旅をjはじめとして、たーみ―ネーターなdいろいろとありますが、感情(特に恋愛感情)に重きを置いた本昨は、出演者も少なく、研究所のセットだけでいかにも低予算。昔のB級映画的なノリで作られた作品かなと思っていました。

しかし、アリシアのロボットの演技や研究所セットの最新鋭のセットやロボットの美術演出が非常に良く、たしかにアカデミー賞視覚効果賞を受賞した作品であるのもうなずけます。

ストーリーは、Googleを彷彿させる検索エンジンの会社で、社長であるネイサンと1週間過ごせる抽選に当たった、(童貞の)ケイレブが、山奥で一人で暮らすネイサンの研究所でAIロボットのチューリング・テスト(AIか人間かを判断するテスト)を行うことになった。

ケイレブは美人のロボット「エヴァ」のテストを開始する。体はわざとスケルトンのロボットとしてあり、感情移入をしないようにしているが、テストを続けているうちに高度なAIを持つエバァにどんどんひかれていくケイレブ、そして、エバァはケイレブにここから脱出させてほしいとお願いする。

基本、ケイレブとエバァとネイサンの3人による会話がほとんど、そこに英語が話せない、お手伝いのアジア女性キョウコの4人しか出てきません。シーンもほとんどがチューリングテストおよびケイレブとネイサンの実験に関する会話しかない。IT系に興味がない人にとっては、まさに退屈と判断される映画かなと思います。

そういうわけか、日本の公開もかなり遅れて、一部では、日本での上映がされないのではないかという話もありました。ただ、内容がバズるわけでもなく、さほどヒットせずにDVD化、およびレンタルされるようになったのが最近というわけです。

IT系の私からすると、セキュリティカードだけの入出管理はさすがにないだろうという突っ込みがありますが、美しい女性として男性を虜にさせていくエバァのしたたかさ、すべてをコントロールしているはずのネイサン。途中からこれは、ハッピーエンドにはならないなと予感させる展開で、サスペンスらしくどんでん返しが待っています。前半のおとなしい、セッションのシーンから、後半はかなりショッキングなシーンがどんどんと出てきます。

本編には触れていませんが、アリシア・ヴィキャンデルのヌードも堪能できる非常にお得なサスペンス映画です。
amazonレビューは以下からたどれます。


エクス・マキナ (字幕版)
2016-11-04

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グラスホッパー 小説、映画レビュー

2016/09/11 18:28
伊坂幸太郎さんのグラスホッパー

小説は幻覚と現実の交差した世界でどこが現実なのか読者に想像させる楽しさを提供してくれるサスペンス小説。一方で、映画は、小説の流れを周到しつつ、物語をうまく終息させたアクションサスペンス映画となっています。




小説は、さすがに伊坂幸太郎という内容。たくさんの布石をばらまきながら最後にうまく回収する。しかも、今回のグラスホッパーに関しては、布石自体が幻覚の描写であり、最後にその幻覚をみせることで、読者に物語の結末をいくつか想像させるという試みをしています。実際に今回の結論については、断定的な書き込みも多いと思いますが、実際には、読者に任せるような感じで終わらせています。

出てくる人物がそれぞれ個性的。特に、「鈴木」「鯨」「蝉」の3人の視点で小説が語られる話の展開や特殊能力者が普通の世界に入り込み幻覚の正解と入り混じる話の展開は、まるで村上春樹のサスペンス版みたいです。

殺人と幻覚、これがやはりこの小説のキーワード。鯨自体は人を自殺させる能力を持っているが、一方で、殺した人間の幻覚に苛まれてしまう。一方で、妻に先立たれた田中は、復讐を考えているが、虫も殺せない優しい男。
戦闘能力が高いナイフ使いの蝉は岩西と口喧嘩し、独立したいと考えているが、お互いが必要としているということに気づいていない。

こういった長所と弱みをうまく対立的なところに配置し、彼らの行動をうまく説明してくれています。

この、幻覚と設定に気を使いつつ読み進めると面白さが格段に上がると思います。

実は、続編のマリアビートルでは、鈴木もちょい役で出ているのですが、その際に特殊能力というべき力が出現します。その能力が「神父」とよばれるもの。だれもが鈴木の前では、隠し事ができずに真実を話してしまう。

一方で、映画のほうは、原作どおりにことは進むのですが、バイオレンスシーンに力を入れて、原作がもつ不思議な世界観は全く省略していて、小説を読んだ後で見るのはちょっと辛いかもしれませんね。商業的にみるとしょうがないのかもしれませんね。



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アバター見ました!

2010/02/02 01:18
ジェームスキャメロン製作のアバターみました。別段、大ヒットしているから見たいというわけでなく、これは今後の映画を返る一つの区切りだと革新していましたら、映画館で見ておこうと思った次第です。

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とにかく、条件としては、3Dであること、そして、会社帰りに見に行ける場所であること。希望は18時台で渋谷周辺でしたが、渋谷の映画館は3Dに対応していないのでした(IMAXなんですが、3DIMAXではない)。

3D眼鏡をかけると、ちょっと映像が暗く感じます。3D眼鏡自体が若干灰色帯びているので、しかたがないのですが、アバターのきれいな映像がちょっと暗く見えてしまうのが残念。

さて、内容は、秘密ですが、環境破壊、軍の介入、自然との調和といったキーワードが全体的にちりばめられていて、パンドラ星の生態や空飛ぶ岩などファンタジー色と戦争物をうまく融合させた映画に仕上がっています。パンドラのどう猛などうぶつに追いかけられるシーンや軍の使用する戦闘ヘリ、コンバットスーツを使った戦闘シーンなどSFファンにはたまらない作りです。ファンタジーファン、SFファン、そしてなぜか人間を憎みパンドラの原住民ナヴィに感情移入しちゃうラブストーリー的な作り。ターゲットはしっかりおさえているけど、幅広いファンを獲得できるエッセンスもうまくちりばめているのが大ヒットの要因かもしれない。

そんなことはどうでもいいかもしれない。この映画は、今後の映画の未来を大きく舵取りした作品だと思う。
3DTVなども家電メーカーから参考出展などで展示会に出ているけど、実際に3DTVを買うのはしばらく先になるともう。デートの時とか子供と一緒じゃなければ(恋愛映画、子供映画が多い理由の一つ)、映画館なんて行く気がしませんでした。だって、家の大画面でDVDを見ればいいからね。レンタルDVDなら400円で家でパジャマ着てソファーに寝転びながら、酒をちびちび飲みながら見ることができます。

ところが、3D映画は、新しい価値観を見せてくれました。もう映画館でみる映画は3Dで決まりです。それ以外はブルーレイとかDVDで十分。

後から知ったのですが、IMAX 3Dは別格の明るさだそうで、立体感、臨場感はかなり違うそうです。パンドラの大自然はかなりキレイに見えるんでしょうね。ただ、金額が+900円ということで、これを高いと見るか?妥当と見るか。難しいところです。東京近郊だと、川崎ラゾーナにある109シネマズ出見ることができます。ちょっと遠いな。。。

3Dを見るチャンスはかず少ないので、やはり映画館で見ることをおすすめします。


アバター THE GAME
ユービーアイ ソフト
2010-01-07

ユーザレビュー:
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サロゲートと諸星大二郎「夢見る機械」

2010/01/21 00:46
ブルース・ウィルスの新作映画「サロゲート」の予告編がTVに流れていますが、予告編を見る限り、どうしても思い出してしまうマンガがあります。諸星大二郎先生の「夢見る機械」です。すでに多くの諸星ファンが、夢見る機械のぱくりじゃないの?という書き込みをされています。私も気になってサロゲートの公式ページで予告編を見ました。これを見る限り、当然別物ですが、インスパイアーしたと言ってもおかしくない内容ですね。

夢見る機械は、かなり古くて1974年に少年ジャンプに掲載されたマンガです。ストーリーはこんな内容。

主人公のケンは、ある日、自分の母親が階段から落ちて、動かなくなった。それは、ケンの母親ではなく、ロボットであることに気づく。そして、このロボットを提供しているのが、「ユートピア配給会社」とよばれる身代わりロボットを提供する会社であることが判明。そこには、自分の母親だけでなく、父親や学校の先生までがドリームマシンとよばれる夢を見る装置で仮想現実を謳歌して、自分の身代わりをロボットに代行させる。最後のシーンは、ケンがドリームマシンのコンピュータを破壊したところ、周りの人が全て停止。自分以外の全ての人がロボットであったことが判明する。

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一方サロゲートは、公式サイトのムービーを見る限り、代理ロボットが自分の身代わりに社会で生活することに変わりはないですが、本人はドリームマシンで夢の世界に行くのではなく、あくまでもロボットをコントロールするという位置づけです。ある意味、アバターと同じしくみというわけ。




諸星大二郎先生の「夢見る機械」は、現在集英社から出ている本ですが、写真にある「サンコミック版」にある「浸食惑星」、「ティラノザウルス号の生還」なども結構いけていると思います。

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特に「ティラノザウルス号の生還」のように宇宙船ものとして、「貞操号の遭難」とか手塚賞を取った「生物都市」などは絶品です。その他にも暗黒神話、マッドメン、妖怪ハンターなど伝記の世界が現代に復活するといった物語が下手なSF小説よりも非常におもしろいです。

しかし、奥さんいわく、「絵が不気味であまり好きじゃない」そうです。
好き嫌いがはっきりする作家ですが、はまると、全作品を読みたくなること請け合いです。


夢みる機械 (ジャンプスーパーコミックス)
集英社
諸星 大二郎

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