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映画 セッション 感想

2016/05/31 00:00
レンタルショップで評判がよかった映画「セッション」をみました。

ストーリーは、アメリカの一流音楽大学でうだつの上がらない、主人公アンドリューがドラムの才能を学校で一番権威のある最高の指揮者であるフレッチャーに見出され、彼のジャズバンドにスカウトされる。

ただ、フレッチャーは完ぺき主義のあまり、音程やリズム感が少しでもずれると、演奏を停止し、何度もやり直させる。そう、絶対君主のフレッチャーは、ある意味、パワハラ的な指導で有名だった。アンドリューは、2名のドラマーと競争させられて、プレッシャー、競争、厳しい指導でだんだんとメンタル的に追い込まれていく。第一演奏者になるべく、アンドリューも付き合いだした彼女と別れ、そして手の皮がむけるまで、ドラムにのめりこんでいく。

とにかく、指導シーンが緊迫感があって、手に汗握る。学生時代や新入社員時代に厳しい先生や先輩に指導された覚えがある人なら、この緊迫感は共感できると思う。できない自分が情けないのと、それを指摘されて無能扱いされる屈辱感が入り混じった感情と、周りが何も言えない中で、誰も救ってくれない孤立感。二度と味わいたくないですね。

この後、二人はあることを境にわかればなれになる。

そして、フレッチャーのもつれた感情がアンドリューをつぶそうとするが、アンドリューがそれをのり超える演奏をし続けることで、フレッチャーがのぞむ音楽の領域まで到達する。妥協なく高みに上り詰めた二人が過去のわだかまりを超えて喜びを共感する。物事を極めたものだけが味わえるこの境地が本当にかっこいいと感じられるそんな作品でした。



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